news shop access contact

医療用ヘンプの歴史と現在の研究 (ヘンプ読本より抜粋)

・数千年の昔から、熱帯地方に多く自生している薬用型ヘンプは、花穂や葉の部分が
 宗教的儀式のためや、日常的な嗜好品として使用されてきた。

・日本では1856〜1951年まで当時の厚生省が定めた医薬品解説書「日本薬局方」に
 印度大麻(草、エキス、チンキ)として収録され、鎮痛・痲酔薬として使用されてきた。

・1964年、エルサレム・ヘブライ大学のラファエル・メクラム教授によって
 THC(デルタ9テトラヒドロカンナビノール)が発見された。

・1988年にセントルイス大学のハウレットらによって、THC受容体(CB1受容体)が
 脳内に存在することが明らかになった。

・1992年に前述のメラクム教授らによって脳内にマリファナ様物質があることがつきとめられ、
 これはサンスクリット語の至福を意味する「アーナンダミド」と名づけられた。また、帝京大学の
 杉浦隆之教授らが、2−アラキノイドトリグリセロール(2−AG)がアーナンダミドより多く
 存在することを発見した。このふたつは、脳内内因性カンナビノイドである。

・1998年にケンブリッジ大学のマンローによって、もうひとつのTHC受容体(CB2受容体)の存在が
 明らかにされた。

・2001年にカリフォルニア大学サンフランシスコ校の二コルと金沢大学の狩野方伸教授は
 それぞれ同時期に、内因性カンナビノイドである2-AGが脳内の逆行性信号伝達に
 かかわっていることを明らかにした。

・日本では2004年3月に第77回日本薬理学会年会で大麻に含まれるカンナビノイドをテーマにした
 シンポジウムが開かれた。このシンポジウムでは世界各地で臨床研究されている疾患分野の
 紹介や、脳内内因性カンナビノイドの2-AGを発見した帝京大学や金沢大学からは、
 神経の信号伝達に関わる生理的な役割、岡山大学からはカンナビノイド受容体が統合失調症に
 関係していることが発表された。日本の薬理学の中でもようやく創薬につながる基礎研究に
 目が向けられはじめ、特に金沢大学では、2001年から10年間で1億7000万円の国の
 科学研究費の補助を受けて、内因性カンナビノイドのメカニズムについて世界の最先端を
 いく研究が進められている。

・カンナビノイドが効果がある症状
 @ 疼痛(痛み)
 A 消耗症候群
 B 筋けい縮
 C 不安   等々


詳しくは赤星 栄志氏 著の ヘンプ読本 をご覧ください。

医療大麻を含め、論文の最新情報は、BIOTODAY(http://www.biotoday.com)をご覧ください。

2007 宮古島産業用ヘンプ促進プロジェクトAll rights reserved  転載希望の方はご一報下さい