雑草や剪定枝を例に挙げるとガスにしたりメタノールを作れたりと,様々な利用方法があります.
今まで使用されずにいたものをエネルギーとして利用しようと日々開発が進んでいます.
サトウキビを例にしたものです.サトウキビから砂糖を取り出した後に残るバガス廃糖蜜はさまざまな形で有効利用することができますね.亜熱帯バイオマス利用研究センターの『宮古島バイオエコシステム研究センター』ではバガスを炭にしたバガス炭,廃糖蜜を利用したメタン発酵の試験を行っています.
畜産資源を例にしたものです.ウシやブタが出した排せつ物から電気を作り出したり肥料を作ることができることが分かりますね.

  

バイオマスって何?〜美ぎ島のバイオマスとは?〜  
*美ぎ島(かぎしま)=美しい島という意味で一般的に宮古島のことをいいます.

  バイオマスとはBio(生物)+Mass(量)を組み合わせた造語「再生可能な,生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」と定義され,廃棄物系バイオマス未利用系バイオマスエネルギー(資源)作物に分類されます.

 宮古島では,バガス(サトウキビの搾りかす)や廃糖蜜,肉牛糞,汚泥,生ごみなどが主なバイオマスです.その他にギンネムや台風で倒された樹木,海岸にうち寄せられる流木,オニヒトデもバイオマスの一つです.
これらは上手く利用すればエネルギー有価物として利用できるものの,そうで無い場合は島の環境悪化を招くことがあります.

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バイオマスって何?〜美ぎ島のバイオマスとは?〜

@『植物や動物などから生まれる再生可能な有機性資源の事をバイオマスと言う』ことを前回では説明しました.今回はそのバイオマスにはどのような種類があるのか見てみましょう.

●バイオマスは3つの種類に分けられる!●
*ひとつ目は『廃棄物系バイオマス』
  →これには家畜資源,食品資源,下水汚泥などが含まれます.具体的にいうと家畜の糞(うんち)や生ごみなどの事です.


*ふたつ目は『資源(エネルギー)作物』
  →これには糖質資源でんぷん資源油脂資源が含まれます.サトウキビ,菜の花,それに,トウモロコシやイモ類がそれにあたります.資源作物の形を変えてエネルギーを取り出したり,生活の中で有用なものを作ったりします.


*みっつ目は『未利用バイオマス』
  →これには農産資源,その他が含まれます.これまで何にも利用されずに廃棄されてきたバイオマスがこれにあたります.



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バイオマスって何?〜美ぎ島のバイオマスとは?〜
バガス炭
 「宮古島バイオエコシステム研究センター」ではサトウキビの搾りかすである『バガス』を炭化し,
『バガス炭』として生まれ変わらせています.
 バガス炭は写真のように細かく,バーベキューでおなじみの木炭とはかなり異なる形状をしています.
用途としては土壌改良資材,形を変えてボード状にし,調質材・水を通すタイルとしての利用を考えています.

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バイオマスって何?〜美ぎ島のバイオマスとは?〜
→バイオマスを生産するのに絶対不可欠な水について紹介します.

●宮古島は豊富な地下水に恵まれていますが,地下ダム・上水道が整備された近年までは『水不足の島』でした.
 豊富な地下水を無駄にしないように活用しようということでできたのが『地下ダム』です.
 今回は地下ダムがどのようにできているかその仕組みを簡単に紹介します.

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*次回は『宮古島の湧水』について紹介します.


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